金利だけで選ぶのは間違い

金利だけで選んではいけない!利用方法も選ぶポイントになる

お金を借りたときに最も気になるのが金利であり、金利が低いほど有利な金融商品だと考えがちですが、ある意味正しいのですが、カードローンの場合何点か金利以外にも考慮する点があります。それらの点をしっかり理解しておかなければ低い金利のものを選んだ筈なのにも関わらず、良く計算してみると実際には余計にお金がかかっていたということになりかねません。ですからカードローンを選ぶ際には金利だけで選んではいけません。

無利息期間の存在

この無利息期間はよく指摘されることですが、銀行系カードローンにはあまりないのですが、消費者金融系キャッシングローンでは無利息期間というものがある場合があります。

これらのキャッシングローンは表向きの金利はカードローンよりも高い設定ですが、この無利息期間に返済してしまえば利息無しつまり元本だけ返せば良いことになります。したがって利用方法として一定期間内の返済を想定しているような場合にはこちらを選んだ方がお得です。

ATM利用手数料の問題

最近のカードローンはその金融機関のATMだけでは不便な場合もあるので様々な提携関係が進んで関係先の金融機関のATMからでも利用できるようになっています。

そこで会社の帰りに提携先の金融機関のATMからカードローンで1万円を借りたとして、一週間で返済したとします。現在の金利では利息は百円未満でしょう。ところが会社帰りの時間外に提携先のATMを利用したことから利用手数料を105円引かれていたとすると利息よりも手数料の方が高くなってしまいます。

自分の利用方法を考えてみる

まず問題なのは会社帰りに利用することが多い場合に、会社の近くにカードローンを発行している金融機関のATMが無いということです。いつも提携先のATMを利用するとすると最初からそちらの金融機関のカードローンを利用するべきでした。

また金利を気にするのであれば手数料にも気を使い、会社帰りに利用するのではなくて営業時間内の昼休みにでも先に利用しておく程度の考えを巡らすことも必要でしょう。その程度は気にしないというのであればそもそも色々と選ぶ必要もありません。
(⇒自分のライフスタイルと利用方法

サービスも重要

カードローンの中には様々なサービスを持つカードも存在します。利用回数で利息が引かれるもの、提携しているガソリンスタンドやレストランが割安になるというものもあります。

したがってこのようなところをよく使うというような場合にはちょっと金利が高くても、いろいろと差引計算すると、実は得だったというようなことも十分考えられます。したがってカードローンを申し込む前にはどのようなサービスを持っているかもよく調べておきましょう。

最後は自分の判断で

いろいろ言われてもどのような使い方をするか、どのようなサービスを利用するかというようなことは分からないという人もいるでしょう。そのような場合にはやはりなるべく自宅からも会社からも利用しやすいところを中心考えて自分の判断で決めるようにしましょう。

下手に誰かに決めてもらったりして、実は利用しにくかったというような場合、その人の責任にしたくなってしまいますから、すべて自分で責任を持って決めるようにしましょう。