返済が可能かどうなのか利用前に判断しよう！カードローンには注意
カードローンは借金です。したがって必ず返済しなければなりません。しかしカードローンの場合一回一回の借入額は通常多くても数万円以内のため、安易に借りてしまいがちです。
しかし借入額が小さいからといって返済できるとは限りません。ですから、カードローンでたとえ借り入れが1万円であっても完済するためには自分に返済可能なのかどうかを見極めることが大変重要です。返済の確信が得られないうちは、カードローンを利用するのは止めましょう。
返済シミュレーションを利用する
まず大抵のカードローンの場合、Ｗｅｂページを見に行けば、返済シミュレーション機能があることがわかります。そこでその機能を利用して返済シミュレーションを行ってみましょう。
ほとんどの場合カードローンの返済はリボルビング払いになりますから借入額を入力すれば返済期間が表示されます。金融機関で利用できるシミュレーションはここまでです。返していけるかどうかの判断はできません。ただ返済期間が分かるだけですから本来の意味でシミュレーションではありません。
本格的なシミュレーションを行う
シミュレーションを行うためのもう一つ必要な情報は各月の収入のうちどの程度を返済に回せるかということです。この情報を出すためには毎月の収入と支出を明らかにしなければなりません。会社員であれば大体の収入はわかりますから、これに前年の季節変動なども加味して返済までの各月の収入を予想します。
支出も前年分がわかれば大体どの程度か計算できますから収支を計算して各月の余裕がどの程度か計算してみましょう。これとＷｅｂページの返済シミュレーションで計算した期間中、毎月余裕が返済額を上回っていますか。
足りない場合
余裕が返済額に満たない月がある場合には、それ以前の月から回せるかどうか勘案してそれでも足りない場合には、返済シミュレーションの結果返済は無理だということになります。したがってこの場合には借り入れを諦めるか借入額を減額するなどの条件を変えて再度返済シミュレーションを行うことが必要です。
どうしても返済が無理だと出てくる場合には借り入れは諦めましょう。無理をして借入をした場合、返済できないのですから自分の首が締まることになります。
借り入れが可能な時
返済シミュレーションで借り入れが可能となった場合には、そのシミュレーション結果を返済計画として保存します。借入後はここで計算した各月の収入と支出が守られているかどうかを毎月チェックしていくことが必要になってきます。この返済計画がまとまってから実際に借入を行うようにしましょう。
たかが数万円のためにそんな時間をかけてはいられないという人はそもそもカードローンを利用するのは無理です。一度返せなくなったら自分も困りますが金融機関にも大迷惑になるのです。
毎月のチェックを欠かさず
さて十分計算してカードローンを借りたとします。そうすると月々決められた期日までに決められた返済額を返さなけれあなりません。そのためには常に計画通りに進んでいるかどうかをチェックしていくことが重要です。
例えば収入が計画より少なかったとか、支出が計画よりも多かったというような場合には計画に狂いが生じかねません。したがってそのような場合にはすぐにその後の返済への影響を調べて影響が出る場合には、生活を切り詰めるなどの対策を取る必要があります。