カードローンの金利

お金を借りる場合に誰もが最も気になるのが金利でしょう。この金利によって利息が決まってきますから、返済総額自体が大きく変わってくることもあり得ます。

カードローンやキャッシングローンは借り入れ自体が数万円という場合がほとんどですから、金利が多少大きくても利息自体はそんなに大きくなるわけではありませんが、冷静に計算して自分にとって有利なものを借りるに越したことはありません。なるべく自分にとって有利なものを探しましょう。

カードローンは金利が低いのか

カードローンとキャッシングローンは金融商品としては大変似ていますが金利については概ね銀行系カードローンのほうが低い設定になっています。

ただしカードローンの中には多くのカードローンの金利と消費者金融系キャッシングローンの金利の中間程度の金利になっているものや、ほとんど消費者金融系キャッシングローンと同じ程度の金利を付けている場合もありますので、申し込む前に必ず確認しておきましょう。カードローンだから低いと考えるのは間違いです。

表示されている金利には幅がある

カードローンの紹介を読んでみると金利には幅が持たせてあります。そこで申込者が期待してしまうのは最も低い設定の適用です。しかし現実はそれほど甘くはなく、通常は最も高い設定が適用されると認識しておいてください。

たとえば返済計画を立てる際にも、自分の望むような金利で計算するのではなく、最も高い金利で計算する必要があります。お金を借りるときはいつもそうですが最悪のケースで考えるようにする癖をつけましょう。

借り入れ期間が長いほど利息を取られる

当然ですが利息は借り入れ期間が長いほど長期にわたって積まれていきますから高くなります。借入額が多かったり、金利が非常に高かったりしても極短期に返済してしまえば利息は少なく返済総額も少なくて済むのです。

ですから借りる場合には必要な時に必要なだけ借りてすぐに返すようにするのが良い借り入れ方法となります。このためには一括返済ができるカードローンを選んでおいて、お金ができたときに一括返済してしまうのが最も利息を少なくする方法になります。

無利息期間を利用する

カードローンには少ないのですが、キャッシングローンには無利息期間を持つ商品があります。これは一定期間内に返済することができれば利息は掛からないというものです。

これを利用する場合には金利の設定はカードローンよりも高かったとしても返済総額は元本のみということになって、たいへん有利な商品ということになります。ですから一定期間内に返済してしまえると確信がある場合には、このようなキャッシングローンの利用を考えましょう。

まずは自分の利用の仕方を整理しよう

これらを踏まえて考えると極短期間内に返済する計画である場合には金利よりも無利息期間の有無を調べてそれが利用できないかを検討してみましょう。

多めに借りなければならず長期に返済していくことが予想される場合にはなるべく金利の低いカードローンを探してみるようにしましょう。また金利だけではなく自分に合ったカードローンあるいはキャッシングローンかどうかというよなことも十分検討して実際に申し込むものを選ぶようにしましょう。
（⇒金利だけで選ぶのは間違い）